5.08.2016

不動産に掘り出し物あり

不動産に掘り出し物などないというのが通説ではあるものの、
ごく偶にこういう本当の掘り出し物物件はあるもので。





木造二階建ての上物は築23年とやや古いながらも延床300㎡超で画像の通り豪邸といっていい堂々とした佇まい、そして土地は圧巻の527㎡。
これで756万円。これを破格と言わずして何という

住所はチバリーヒルズにほど近い千葉市緑区あすみが丘6丁目、都心への通勤はやや困難ではあるものの在宅勤務者にはデメリットにもならない。ていうか毎日駅までタクシー乗ってもいいねこれだけ安く買えるなら。
破格の安さは全てのネガを打ち消す。ここが未解決殺人事件の現場であるとかいう心理的瑕疵を差し引いても…


雨漏りしているとか傾いているとかいう瑕疵とは誰にとっても瑕疵だが、殺人事件の現場であったという心理的瑕疵は突き詰めれば単に気分の問題なので気にしない人にとっては瑕疵ではない。まあ気になるなら内装全リフォームして念入りにお祓いでもしてもらって、それでプラス二千万円かかったとしてもなお三千万円未満、やはり破格であるには違いない。それも嫌なら更地にしてしまって新築の家を建てればいい。
心理的瑕疵は次の買主に告知する義務はあるがその次の買主にまで告知する義務はないので、入手したら内装クリーニングと最低限の手入れだけしてまた転売してしまう手もある。自分なら更地にして分筆して住宅地として売りに出すところだが…手元に現金がないとこういう掘り出し物の入札に咄嗟に応じられないのが不便。



0 件のコメント:

コメントを投稿