10.24.2015

ウッドデッキ木材考

我が家のウッドデッキは地上7mという特殊な環境に設置する事になる為、デッキ素材は熟慮する必要がある。
まず耐久性が高く腐りにくい素材であることは絶対条件。平地に設置したウッドデッキが腐って底が抜けたり柵が倒れたりしても笑い話で済むが、地上7mでは洒落にならない。

腐りに強いのは天然木ではウリンやイペ、次いでセランガンバツ。国産では檜にヒバ。ヒバは風呂椅子に使われるくらいだから湿気に強いのは折り紙つき。ただし檜もヒバも軟らかいので屋外の床材にはやや不適。
最近増えている人工木材も腐りに強い、というか木ではないから腐らない。工業規格品だからサイズは揃っていて反りもなく、施工性も抜群で扱いやすい。勿論風合いは本物の木材に敵わないが、本物の木材で発生するような割れやささくれとも無縁。木材と互角に近い価格のものもある。いいんじゃないか。いやいやダメ、ゼッタイ

人工木材の何がダメか。
だってあれって樹脂に木粉を混合して固めたものでしょう。
要するにプラでしょう。
プラは紫外線に弱いでしょう。光劣化するでしょう。
腐らない代わりに割れるでしょう。折れるでしょう。
プラの物干しハンガーがある日突然ぽっきり折れるように、樹脂のデッキもある日突然逝ってしまうでしょう。危ないでしょう。
プラは予兆もなく割れる。木材の劣化は目に見えるのに対し、カタストロフの直前まで平気そうな顔をしているのがプラ。その点で高所のウッドデッキ材としては致命的。腐りやすいホワイトウッドよりもさらに不適。

そうすると残るのはやっぱりウリンかイペ。硬すぎて施工性は最悪らしいが、うーん、そこはそれ、がんばれがんばれ(適当)

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