9.24.2012

ハモニカ

土曜日はS氏の手がけた「ハモニカ」のオープンハウスに伺う。
所在地の東大和市には長期間留守にする際に居候を預けるショップがある関係で何回か電車で来た事はあるが、今回はバイクで行ってみる事とする。

いやあ東京って広いっすね。

もう行けども行けども練馬区。行けども行けども練馬区。練馬ヤバい広すぎだろ
やっと23区を脱しても目指す東大和市まではなお遠い。西東京市東久留米市東村山市。東村山といったら庭先ゃ多摩湖じゃないっすか。ここはどこの細道じゃ。途中道を間違えながら、オープンハウス終了時間を回った頃にやっと到着。ああ遅刻

門灯いい味。シェードのブラスは古くなるのが楽しみな素材
お邪魔した「ハモニカ」Mさん宅ではダイニング照明のルイスポールセンを取り付けている真っ最中。
広びろとしたリビングには米ぬかワックスで浮上がった床板の杉の木目が映える。
楚々として美しい杉の木目は目にする度にこれもアリだよなと思う。一階に用いられている杉板は3cmの厚さでこれは通常の二倍。ダンダンと踏みしめてみたら違いがわかるかと思ったが、まさかよそ様の新築の家でそんな蛮行に及ぶわけにはいかない。

「ハモニカ」は勿論自分の家より余程大きいのだが、周辺のお宅に比べれば寧ろ控えめと言っていいサイズ。名前の由来となった「周囲との調和」を果たしているのは勿論、どことなく上品に見えるのは徒に大きさを追求しない佇まいが抑制の美を感じさせるからだろう。
ビスポークで仕立てられた家を見るのはやはり面白いね。何より目の肥やしになる。


最後にぬいぐるみの転がっている床を撮っていると、ニコニコしながら近寄ってきたお子さんのRちゃんが徐ろに手からiPhoneをひったくり自ら撮影を開始。いとうつくし。自分のようなおっさんが幼児を見てニヤニヤしているのはお巡りさんこいつですと通報されかねない構図だが、愛らしいものをみて笑みがこぼれるのは人間の性※1なのでまあ容赦されたい。



帰路ガソリンスタンド併設のドトールにビバーク。手首痛い尻痛い

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※1 断じて「せい」ではないので注意

2 件のコメント:

  1. 遠いところ、ありがとうございました!

    ところで・・・

    バイクのナンバー にこにこ(2525) だったんですね!?

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  2. こちらこそありがとうございました。眼福眼福
    ナンバープレートは…^ ^

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