11.21.2010

モーレツ社員にはなれない

気がつけば11月ももう後半、後6回の週末で2010年は終わってしまうという事実。

仕事では、ベンダーからの納品物が徹底的に出鱈目な為に当初から絶望的な戦いを強いられているプロジェクトがいよいよ阿鼻叫喚の態を増して来、ベンダー・コンサル・IT部にユーザと四つ巴でこけつまろびつ、ドクターストップによる脱落者を多数出しながらもともかく納期に向かって蝸牛の如き前進を続けている状況。
秋から年末にかけてほぼ終電帰宅がデフォという状況に変わりはないが、それでも足りず関係者は全員年末年始返上となる可能性すら出てきた。それでもプロジェクトの失敗=ボーナスの喪失、よりはまだマシと思うのだが、中には覚悟の足りない腰の引けた輩がいたりしてイラつきを覚える事も多い。金が惜しくないなら外資になどいるなと。

そんな自分であっても、定年が視野に入ってくる年でありながらボロボロの身体に鞭打って昼も夜もなく働きまくっている上司の姿にはさすがに考えさせられるものはある(しかも徹底的に酷使されているのを寧ろ喜んでいるような節さえ見えるからモーレツ世代…の薫陶を受けたこの辺の世代もよく分からない。『10年間夏休みを取っていない』ってそれ自慢することじゃないだろ)。統計を取ってみれば外資系社員の平均寿命は国民平均より確実に短い筈だ※1。
ある種の人達は苦痛を快楽にチェンジする能力を持っているらしいが、そういう趣味があるんじゃないかと真剣に疑いさえする。この辺の違和感が自分から抜ける事がないのは根が怠け者であるせいかもしれない。


兎も角、借金を完済して家を銀行の抵当から取り戻すまでは自分もまだまだ手綱を緩めるわけにはいかない。だが首尾よく早期に完済なった暁には改めて身の振り方を考える事としよう。チンタラチンタラ生きたいねえ。


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※1 未だに倒れたことも大病を患ったこともなくこれといった持病も持たない自分は同世代ではかなりレアなケース。いや本当に。あまりにケロケロしている様に見えるのか怠業を疑われる事すらあったりする。やべえバレてる。いやそうじゃなくて。

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