11.09.2010

20年コストで比較すると

新築マンション買う予算があれば家建てられるという理由で本格的に家を建てるのを検討する事になったのだが、さすがに単身者向けマンションの予算では23区内に家は建たない。

ただし本体購入価格に加え、集合住宅につきもののコスト

・管理費
・修繕積立費

に加え、自分の場合は

・駐車場代
・駐バイク場代

をも合算して20年間のトータルコストを産出してみると、話は大いに違ってくる。


現実的な数字を当て嵌めて試算して見ると、

・管理費:10,000円/月
・修繕積立費:平均15,000円/月(徐々に値上がりするとして平均でこの程度と想定。安すぎる?)
・屋内駐車場:30,000円/月(都心近くならこの位はするだろう。青空駐車でない前提なら尚更)
・バイク置き場:3,000円/月

○月間追加コストは58,000円
○年間で69.6万円
○10年間で696万円
○20年間で1,392万円

マンション本体購入費以外に、20年間で実に1400万円もの追加コストが求められる事になる。

都心付近で駅近、であれば幾らシングル向けの部屋でもやはりそれなりの値段はする。
「それなりの値段」に上記20年コストを加えると…20年というスパンで見れば、もはや都内でマンションを買うのも家を建てるのもコスト面で大きな違いはない※1という結論に至った。


ただしこの結論には条件が一つある。
最小限の土地に最小限の家である事だ。


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※1 一戸建てであっても長い間にはメンテナンスや大きな修繕が必要となる事もあるかもしれない。しかし新築後20年程度であれば、余程の事がなければ毎月毎月2万円も3万円も積み立てる必要があるほどの大出費が発生するとは考え難い。のでこの試算では敢えて無視した。また地価に大きく左右される固定資産税の差も無視している。

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